2歳になると、「じぶんで!」「いや!」が日常の合言葉のように響く時期がやってきます。
できることが増える一方で、思いどおりにいかないもどかしさも多いこの時期。
大人の言葉よりも、絵本の登場人物がそっと代弁してくれることがあります。ページをめくる時間が、子どもの心をほぐし、親の気持ちも整える小さなひととき。
今回は、イヤイヤ期の心に寄り添いながら、笑顔の種を育ててくれる絵本を紹介します。
イヤイヤ期の2歳に合う絵本の選び方
成長の勢いが増す2歳ごろは、「できた」と「できない」の狭間で心が揺れやすい時期。
そんな時こそ、絵本が親子の架け橋になります。
言葉を覚え始めたばかりの子どもには、ストーリーの複雑さよりも、音やリズムの心地よさが大切。
ここでは、イヤイヤ期の子どもが安心して向き合える絵本の選び方を整理します。
2歳の心に響く絵本を見分けるポイント
2歳の集中力はまだ短く、テンポのよい絵本ほど引き込まれやすい傾向があります。
明快な構図やくり返しのフレーズがある作品は、内容を理解しやすく、読後に穏やかな満足感を残すのでおすすめです。
ページの流れがゆっくりしていて、登場人物の表情がしっかり描かれている絵本は、子どもの気持ちの動きと重ねやすいものです。お話の終わりが穏やかで、使われている言葉が少ない作品ほど、聞く側も落ち着いて楽しめるでしょう。対象年齢に「2歳前後」とある絵本を目安にすると、内容や言葉のリズムがちょうどよく感じられますよ。
「イヤ!」の気持ちをやわらげる絵本選びのヒント
「イヤ!」と反発する気持ちは、否定ではなく自己主張の芽。登場人物が失敗したり怒ったりしながらも、最後に笑顔へたどりつく物語は、子どもの心をやわらかく整えます。
登場人物が「いや!」と主張したり、思いどおりにいかなくて戸惑う場面を、ユーモラスに描いた絵本もおすすめ。子どもは自分の気持ちと重ねながら、「そうそう、こうなるよね」と笑って受け止めることができます。
読む時間帯も大切で、就寝前など気持ちが落ち着いたときに読むと、自然に安心感が広がりますよ。
自己主張が強くなる時期には、自己肯定感を育てる絵本が親の心を支えてくれます。
イヤイヤ期の心をほどく|2歳におすすめの絵本
小さな体に大きな気持ちを抱える2歳の子どもたち。泣いたり怒ったり笑ったり――そのすべてが成長の証です。絵本は、まだ言葉にならない感情をそっと受けとめ、形にしてくれる存在。
今回は「感情」「安心」「自立」の3つのテーマから、イヤイヤ期の心をやわらかくほどく絵本を紹介します。親子の対話が自然に生まれる時間を、日々の読み聞かせに添えてみてください。
感情をことばに変える絵本
2歳ごろは、感じたことをうまく言葉にできず、「いや!」でまとめてしまう時期です。
絵本のセリフやリズミカルな言葉は、そんな子どもの気持ちを代弁してくれる存在。
登場人物の表情やしぐさを追いながら読むことで、子どもは「これは怒ってる」「これはうれしい」と少しずつ感情を整理していきます。語りかけと絵本のリズムが重なれば、共感の会話が自然に生まれるでしょう。
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共感と安心を届ける絵本
イヤイヤ期の子どもがいちばん安心できるのは、「あなたの気持ちをわかっているよ」と伝えてくれる物語です。
子どもと同じくらいの年齢や動物が登場し、最後にほっとできる結末を迎える絵本は、心の揺れを静かに整えてくれます。おだやかな色づかいや、一定のリズムでくり返される言葉が、読んでいる大人の気持ちにも安らぎをもたらします。
読み声が加わることで、絵本の世界が「安心して甘えられる時間」に。
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一日の終わりに心を落ち着かせるなら、寝かしつけ絵本もおすすめです。
自分でやりたい気持ちを応援する絵本
2歳の「じぶんで!」という言葉には、強い意志と小さな誇りがつまっています。
思いどおりにいかなくても、試してみたいという気持ちは成長の入り口。そんな姿を肯定的に描く絵本は、子どもの挑戦心をあたたかく見守るきっかけになります。少しの失敗も笑いに変えてくれる物語なら、自然と前に進む勇気がわいてくるでしょう。
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『できた!』の積み重ねが喜びになる点では、挑戦する気持ちを育てる絵本とも通じます。
絵本を通じて穏やかに過ごすイヤイヤ期の時間

「いや!」が続く毎日の中でも、絵本を開くと空気がふっとやわらぐ瞬間があります。
絵本は、子どもの気持ちを変えるための“しつけの道具”ではなく、心を整えるひと呼吸の時間。
朝のあわただしさや寝る前のぐずりなど、感情が揺れやすい場面こそ、物語のリズムが穏やかな橋渡しになります。
ここでは、家庭や園での絵本活用の工夫を紹介します。
朝・食事・就寝前など日常のシーンで活かす
2歳児の一日は、気持ちの切り替えが続く連続です。
朝の支度、食事、寝る前――どの場面にも小さな“イヤイヤの種”が潜んでいます。
そんな時こそ、絵本を介して気持ちをゆっくり整える時間をつくると、子どもが安心して次の行動に移れますよ。
たとえば、朝はテンポのよいリズム絵本で目を覚まし、食事前にはおいしい場面のあるお話を、寝る前には静かな語り口の作品を選ぶとよいでしょう。
読む時間や場所を決めておくと、子どもにとってそれが“安心の合図”になります。
次第に、自分から本を持ってくる姿が見られるようになるかもしれません。
図書館・保育園で広がる読み聞かせの輪
図書館や保育園での読み聞かせは、イヤイヤ期の子どもが“自分以外の気持ち”を感じ取る貴重なきっかけになります。
短い文やくり返しのリズムがある絵本を選ぶと集中が続きやすく、声の強弱や間を工夫して読むことで、場の空気にあたたかい一体感が生まれます。
園や図書館で出会った物語を家庭でも開いてみることで、絵本を通じた親子の時間が、より深く、やさしく広がっていくでしょう。
イヤイヤ期をやさしく支える|キャラクターグッズ
食事やトイレは、イヤイヤが出がちですよね。絵本で親しんだキャラクターが、生活の中でもそっと寄り添ってくれます。
“お気に入り”の存在があれば、少しづつ変わっていくかもしれません。ここからは、毎日の習慣づくりをやさしく支える絵本のキャラクターグッズを紹介します。
トイレの不安をやわらげる| トーマス・ミッフィーの補助便座
取っ手を握ると体が安定して、はじめの“こわい”が和らぎます。着脱と丸洗いが簡単だから、毎日の練習にサッと取り入れやすい。
🎁 きかんしゃトーマス|幼児用補助便座(リング型/取っ手付き)
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洋式直置き⇄補助リングの2WAYで段階的にステップアップ。シンプル構造で洗いやすく、座るハードルが下がりますね。
🎁 ミッフィー|らくピカ ファースト補助便座(Ides/2WAY)
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“じぶんで食べる”を応援|子ども食器ギフト
仕切りプレートと深めボウルで“すくう→運ぶ”がスムーズに。絵本モチーフが食卓の時間を楽しくしてくれますね。
🎁 きんぎょがにげた|こども食器ギフトセット(学研)
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軽い器と区切りプレートで自分ひとりでも運びやすい。かわいい食器で食べると気分も上がります。
🎁 くまのがっこう|子ども食器
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まとめ|絵本がつなぐ、イヤイヤ期のこころ
イヤイヤ期は、子どもが「自分で考えたい」と思い始める力の芽です。絵本はその芽を折らずに、ことばと安心で包み込む存在。登場人物の表情やリズムのある言葉を通して、感情を整理したり、共感を体験したりする時間が生まれます。
司書としての知見と、母としての実感が交わるところにあるのは、“心をほどく読書”。
日々の中で絵本が親子の呼吸を整え、やわらかな関係を育てていきます。
📖あとがき
「イヤイヤ期の子育て」は、誰もが通る道です。
一冊の絵本が、親の焦りをやわらげ、子どもの世界をそっと広げてくれることがあります。
この記事が穏やかな読書時間をつくる小さな手がかりとなりますように。
