「できるかな」「やってみたい」――そんな小さなつぶやきは、子どもが成長へ踏み出す合図です。
失敗や不安を感じながらも挑戦しようとする姿には、見守る大人のまなざしが欠かせません。
絵本には、その一歩を支える力があります。
今回は、読んだあとに、もう一度やってみようと思える。
そんな前向きな気持ちをそっと育ててくれる絵本を紹介します。
挑戦する気持ちを育てる絵本選び|注目したいテーマと表現
子どもが挑戦する姿を描いた絵本には、前向きな気持ちを支える工夫があります。
登場人物の表情やことばのリズム、失敗への向き合い方など、注目しておきたい要素はさまざまです。
ここでは、絵本を選ぶときに大切にしたい視点を整理します。
小さな前進が“自信”につながる流れは、
【自信を高める絵本】の記事でさらにくわしく紹介しています。
年齢別に見る「はじめての挑戦」を支える絵本
小さな手で靴をはく、園の門をくぐる、学校で初めての発表をする――挑戦の形は年齢ごとに少しずつ変わっていきます。
乳児期には「できた!」の喜びを積み重ねる物語を、幼児期には失敗してもまた立ち上がる力を描いた絵本を。小学生には、努力や自立を通じて自分を信じる気持ちを育てる作品が寄り添います。
司書の視点で見る“挑戦”を描く絵本の魅力
挑戦をテーマにした絵本には、登場人物の表情や言葉のリズムから、子どもの心の動きが伝わってきます。
小さな不安やためらいを描きながら、前へ進もうとする姿を自然に肯定している点が印象的です。
読み手に力強さを求めず、日常の延長として“がんばる気持ち”を描いているところに、このテーマの魅力があります。
失敗しても前を向ける|挑戦を支える絵本の物語
うまくいかない日も、つまずいた瞬間も、挑戦の一部。
子どもが失敗を経験することは、次の行動を考える大切なきっかけになります。
絵本の中では、何度も挑戦を重ねながら少しずつ成長していく姿が描かれています。
ここからは、失敗を通して気持ちを立て直す過程に焦点を当てた物語を紹介します。
失敗から学び、もう一度すすむ主人公の絵本|レジリエンスを育む3冊
転んでも泣かずに立ち上がる。うまくいかなくても工夫して次へ進む。
くり返し挑戦する物語は、失敗を“悪いこと”ではなく次の一歩に変える手がかりをくれます。
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くり返しのリズムが心地よく、やり直すことが自然に前向きに感じられます。親子で声に出して読むと、挑戦のサイクルが体感できますよ。
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短い物語を10本収録。うまくいかなかった場面や不安な気持ちにやさしい言葉で寄り添い、次の一歩を示す構成です。1話数分で読めるので、寝る前や朝の支度前などにも取り入れやすい一冊です。
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思いどおりにいかなくても、あわてず自分のペースで。関西弁のやさしい語りが、失敗のあとに気持ちを整えるヒントをくれます。親子で声に出すと、自然に“またやってみよう”の空気が生まれそうですね。
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思うようにいかない気持ちを受けとめるという点では、イヤイヤ期に寄り添う絵本とも通じます。
子どもが共感しやすい“がんばる心”の描かれ方|『大ピンチずかん』シリーズ
子どもが絵本に心を寄せるのは、主人公が“自分のように”悩み、努力しているからです。
『大ピンチずかん』は、図書館でも予約待ちが多く発生している人気シリーズ。
完璧なヒーローではなく、失敗したり、ため息をついたりしながらも前に進む姿が、読む子どもの心を動かします。
失敗しても前を向くたくましさを、ユーモラスに描いているシリーズです。
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年齢別・場面別に選ぶ挑戦の絵本|がんばる心を育てる9選
挑戦は、年齢や環境によって少しずつかたちを変えていきます。 保育園での朝の支度、家庭でのお手伝い、学校での発表——どれもその子なりの「やってみたい」という気持ちの表れです。
絵本を通して、生活の中の小さな挑戦を前向きに積み重ねていけるように、年齢や場面に合わせた作品を紹介します。
大切な節目にそっと寄り添う一冊を探してみてください。
幼児期:小さな挑戦と成功体験につなげる絵本
衣服の着脱やお手伝いなど、幼児期は「できるかな?」の瞬間がたくさんあります。
失敗しても繰り返し挑戦するうちに、子どもは自信を積み重ねていきます。
そんな日常の小さな挑戦につなげられる絵本を集めました。
読むたびに「やってみよう」と思える時間をつくれるとよいですね。
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小学生期:努力や友情を通じて挑戦を描く絵本
小学生になると、挑戦は「自分ひとりのがんばり」から「仲間とともに取り組む体験」へと広がっていきます。
友だちとの協力や家族の支えの中で、努力を積み重ねていく物語は、子どもたちに信頼や思いやりの大切さを教えてくれます。
学校行事や習い事など、節目のタイミングに読みたい絵本を集めました。
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「失敗してもやってみよう」という気持ちに寄り添う絵本は、自己肯定感を高める絵本の中でも扱っています。
新しい一歩を応援する——“挑戦”に寄り添う絵本
卒園、入学、誕生日。新しい環境へ向かう節目には、「がんばってね」と言葉にするよりも、絵本でそっと想いを伝えたくなります。
挑戦する気持ちは、日々の中で少しずつ育つもの。
手元に置いて何度も読み返したくなる物語は、これからの道のりをやさしく照らしてくれます。
自己肯定をテーマにした短文×絵の構成。新しい場面に向かう子へ「そのままで大丈夫」を伝えやすい内容です。
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シンプルな言葉と挿絵の連なり。迷いに寄り添うフレーズが多く、“挑戦前”の心に合います。
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できることの増加を反復で描く定番。新生活の節目に「成長=少しずつ」を伝えられます。
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家庭でできる読書の工夫|挑戦する心を育てる時間

絵本は読むだけでなく、“そばにある”ことで子どもの心を育てていきます。
家庭の中でどんなふうに本と出会い、どんな時間を過ごすかによって、挑戦への姿勢は少しずつ形づくられていくのでしょう。
児童専門の司書としての経験をもとに、家庭での読書時間をより豊かにする工夫を紹介します。
ページをめくる音、親子のまなざし。その積み重ねが、挑戦の芽を育てます。
読み聞かせのときの“声の出し方”や“集中をつくるコツ”は、こちらで詳しく紹介しています。
【絵本の読み聞かせのコツ|児童書専門の司書が伝える】
絵本をそばに置くことで育つ“自分で選ぶ力”
お気に入りの絵本が手に届く場所にあると、子どもは自然と「これを読もう」と選ぶようになります。
その小さな選択が、挑戦のはじまりです。
読んだ回数や内容よりも、自分で選ぶこと自体に意味があります。
表紙が見える向きで置く、寝室やリビングに本を点在させるなど、自由に手を伸ばせる環境を整えることが大切です。家庭の本棚は、子どもの世界を広げる入り口になります。
家族で楽しむ「読み返し」が生む挑戦の習慣
同じ絵本をくり返し読む時間には、成長の手ざわりがあります。 物語を覚えた子どもは、自分でページをめくり、セリフをまねて“もう一度”に挑戦。 その姿には、前へ進もうとする小さな意志がにじみます。
「今日はどんな気持ちで読んだ?」――そんな問いかけが、努力や達成を言葉に変えるきっかけです。
絵本を囲む時間が、家族の中に自然な挑戦の循環を生み出します。
夜の時間に穏やかに読めるものとしては、寝かしつけにおすすめの絵本も人気です。
“やってみたい!”を応援するキャラクターグッズ
絵本で芽ばえた「挑戦してみたい」気持ちは、日常の中で続けてこそ育ちます。
お気に入りのキャラクターと一緒なら、お手伝いも支度ももっと楽しい時間に。
ここでは、子どもの「自分でやりたい」を応援子どもッズを紹介します。
キャラクターと一緒にがんばる|子ども包丁&エプロン
最初の一本に。バナナやきのこからチャレンジしてみてくださいね。
🎁ヤクセル|はらぺこあおむし こども安全包丁
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“きんぎょ”と台所へ。面ファスナーで着脱らくらく、初めてのお手伝いにちょうどいい。
🎁学研ステイフル|きんぎょがにげた こどもエプロン〈K23003〉
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朝の支度を楽しく整える|ベビーリュック&タイムボード
🎁 おさるのジョージ|ベビーリュック〈K-7530/バナナワッペン〉
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色が減っていくから一目でわかる。朝の支度がゲームみたいに進む、親子の強い味方。
🎁ドリテック|おしたくタイムボード〈T-334〉
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子どもの挑戦を応援する絵本|まとめ
挑戦とは、「できるかもしれない」と思う心の動きの連続です。
絵本は、その一歩を支える伴走者のような存在。
読書を通して、子どもが自分の力を信じ、小さな挑戦を積み重ねていけるように。
今日もページの向こうで、勇気の芽が静かに育っています。
📚 あとがき
挑戦には、うまくいかない時間も、思いがけない発見もあります。
絵本はそのすべてを受けとめ、もう一度やってみようとする力をそっと照らしてくれます。
読み聞かせの声、ページをめくる音、寄り添うまなざし――。
その積み重ねの中で、子どもも大人も少しずつ「できた」の形を見つけていくのかもしれません。
