一年の終わり、家の中に静けさと光が混ざる季節。絵本の中のクリスマスは、にぎやかさより“心のぬくもり”を思い出させてくれる時間です。
今回は、お子さまが楽しめるクリスマス絵本を紹介します。長く読み継がれてきた名作から、時代とともに広がる多文化の作品まで。ページを開くたび、家族の会話やまなざしがやさしく灯るような一冊をあなたの冬の本棚に加えませんか。
目次
心があたたまるクリスマスの名作絵本
時代を超えて愛されてきた絵本には、言葉や絵の奥に“変わらないもの”が息づいています。雪の夜に灯る光のように、読む人の心を静かにあたためる定番の作品を集めました。
家族のぬくもりを描いた物語
家族と過ごすあたたかな時間を描いた物語は、冬の夜にぴったりです。登場人物の表情や部屋の灯りから、読む人それぞれの家庭の風景が重なっていきます。
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『ぐりとぐらのおきゃくさま』(作:なかがわりえこ/絵:やまわきゆりこ/福音館書店)
森の中に現れた「おきゃくさま」をめぐる物語。雪の足跡、ケーキの甘い香り、分け合う喜び。正体のわからない存在がもたらす期待と優しさが、子どもの心をときめかせます。
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『クリスマスの ふしぎな はこ』(文:長谷川摂子/絵:斉藤俊行/福音館書店)
床下の小箱をのぞくと、そこにはサンタの姿が。箱を何度ものぞきながら出発から到着までを見守る構成で、「待つ」時間の尊さが伝わってきます。家庭で過ごす静かな夜にもよく合います。
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『さむがりやのサンタ』(作・絵:レイモンド・ブリッグズ/訳:すがはらひろくに/福音館書店)
ぶつぶつ言いながらも職務を全うする“人間くさいサンタ”。リアルな日常描写に笑いながら、最後には家のぬくもりが胸に残ります。
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クリスマスに“想い”を贈る絵本
プレゼントは“想いを手渡す方法”。物語のなかで、その意味が少しずつ見えてきます。読み終えたあと、自然とだれかと分かち合いたくなる一冊を。
『急行「北極号」』(作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ/訳:村上春樹/あすなろ書房)
少年がサンタの国へ旅立つ幻想的な物語。信じる心を象徴する“鈴”が、贈り物の本当の意味を伝えます。幻想的な絵が、夜の静けさを深めてくれます。
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『まどからおくりもの』(作・絵:五味太郎/偕成社)
「「見えたつもり」がくるりと裏返る穴あきのしかけ絵本。ユーモアの展開を通じて、勘違いに気づく楽しさを味わえます。読みあう時間が弾む一冊。
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『賢者のおくりもの』(原作:O・ヘンリー/絵:いもとようこ/金の星社)
互いの大切なものを手放して贈り合う夫婦の物語。プレゼントに込められた思いの深さが伝わってきます。古典をもとにした再話絵本として親子・身近な人と味わいたい一冊。
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年齢別|おすすめクリスマス絵本
子どもの成長段階によって、響く言葉や絵の密度は変わります。
ここでは、発達に合わせた絵本の選び方と、その味わいの違いを紹介します。
0歳~2歳が楽しむリズムと色の絵本
まだ物語を追えない時期でも、音や色、くり返しのパターンが「安心」を育てます。
0歳〜2歳のクリスマス絵本は、はっきりした色と短い言葉で季節のぬくもりを感じられるものがおすすめです。
『ノンタン!サンタクロースだよ』(作・絵:キヨノサチコ/偕成社)
おなじみのノンタンシリーズ。軽快な言葉回しで、公式の対象年齢は3歳から。空を行き交うサンタたちに注目しながら読むと、親子のやりとりがふくらみます。
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『サンタさん どこにいるの?』(作:ひらぎみつえ/ほるぷ出版)
ページをめくってうごくしかけを動かすたびにサンタがあらわれる、0歳から向け8ページの短い一冊。はっきりした色面とくり返しの動作で、声かけのリズムが自然に生まれます。
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『ぼうしくんのクリスマスプレゼント』(作・絵:新井洋行/KADOKAWA)
はっきりした色面と大きなかたち、短い言葉で進むやさしいお話。“ぼうしくん”が出会うたびに分け合う気持ちが広がり、最後にほっと温かい余韻が残ります。0〜2歳でも、指さし→一言の掛け声だけで読みやすいですよ。
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3歳~5歳・小学生が味わう物語性のある絵本
ストーリーを理解し、登場人物の気持ちに寄り添えるようになる3歳ごろからは、少し深みのある物語を。
選ぶときは、展開がわかりやすく安心して終わる構成、そして表情やしぐさで気持ちが伝わる絵が目安になります。
ページをめくるたびに「どうなるのかな」と想像できる絵本が、子どもの共感と読書意欲をそっと育てます。
『100にんのサンタクロース』(作・絵:谷口智則/文溪堂)
100人のサンタが役割分担で協力してクリスマスの準備を進める、にぎやかな世界。ページを追う楽しさがあり、協力して進める様子が描かれます。
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『サンタクロースって ほんとに いるの?』(作:てるおかいつこ/絵:杉浦範茂/福音館書店)
親子の対話形式で「サンタのなぞ」に迫る一冊。やり取りを通して疑問に答えていく構成で、読後に受け止め方を話し合えます。
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『クリスマスマーケット ちいさなクロのおはなし』(文・絵:降矢なな/福音館書店)
12月の広場にひらくマーケット。ツリーの下で見つかった子犬「クロ」は、焼き栗のおばさんに名づけられ、やがて人々の人気者に——。出店を行き来するにぎわいの中で、出会いと“手渡す”気持ちが描かれます。
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サンタさんのひみつを考える絵本
サンタクロースという存在は、子どもにとって“信じるとは何か”を考える入口でもあります。ここでは、ファンタジーと現実をつなぐ絵本を紹介します。
サンタの世界をのぞくワクワク系絵本
サンタの仕事や暮らしを描いた絵本は、知的好奇心をくすぐります。
『サンタクロースと小人たち』(作・絵:マウリ・クンナス/訳:稲垣美晴/偕成社)
サンタの村の郵便局や工房など、暮らしのディテールまで描かれた一冊。まるで“サンタ事典”。ページを行き来しながら、発見がふくらみます。
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『きのいいサンタ(改訂版)』(作・絵:さとう わきこ/金の星社/2023年改訂初版〔初版1983年〕)
配達の途中、サンタはひとりぼっちを見つけるたびにそりへ招き、家の灯りへ連れていく。重なっていく思いやりが、静かなぬくもりで結ばれます。
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『さむがりやのサンタ』(作・絵:レイモンド・ブリッグズ/訳:すがはらひろくに/福音館書店)
淡々とした日常の中にある「働くサンタ」。コマ割り調の画面が、静かなユーモアを添えます。
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「信じる」気持ちを育むストーリー
「サンタってほんとにいるの?」という問いは、想像力と信頼の学びの始まりです。
『よるくま クリスマスのまえのよる』(作・絵:酒井駒子/白泉社)
サンタを待つぼうやの部屋に、夜みたいに黒い”よるくま”がやってきます。ふたりのやりとりに寄り添い、やさしさを感じさせる余韻のある一冊。
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『はじめてのクリスマス』(文:マック・バーネット/絵:シドニー・スミス/訳:なかがわちひろ/偕成社)
配り終えた夜、サンタにも“はじめて”のクリスマスが訪れる。贈ると贈られるが静かに入れ替わる、その瞬間を描いた一冊。
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『みならいサンタ』(そのだ えり・作/絵/文溪堂)
はじめて“配りもの”に挑む見習いサンタ・みなちゃん。師匠とソリで出発し、試験に挑みながらプレゼントを届けます。失敗も工夫に変えて進む、あたたかな成長物語。
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パタ・ぺら・パッ!“遊べる”クリスマスしかけ絵本
小さな手が主役の読み方へ。めくる・引く・のぞく、その一動作ごとに物語が進みます。
仕掛けの楽しさといっしょに、クリスマスのワクワクをどうぞ。
『クリスマスのかくれんぼ』(作・絵:いしかわこうじ/ポプラ社)
型抜きのしかけとくり返し言葉で、言葉のやりとりや視覚の楽しさを引き出します。主な対象年齢は0〜2歳。はじめてのクリスマス絵本に。
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『きらきら ぴかぴか メリークリスマス!〔脳科学にもとづいた知育絵本 7〕』(監修:瀧靖之/絵:あかいしゆみ/朝日新聞出版)
強いコントラストや“ぴかぴか”表現を中心に、乳幼児が目で追いやすいクリスマスモチーフを並べた短い一冊。視覚刺激のねらいが明快で、プレゼントにも選びやすい“季節の入門編”です。
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『わすれんぼうのサンタクロース』(文:中川ひろたか/絵:中川貴雄/教育画劇)
うっかり続きのサンタと、見守るルドルフのドタバタをテンポよく描く一冊。見開きをワイドに開くと“忘れもの”が現れるレイアウト(しかけ)で、当てっこしながら読む楽しさが生まれます。読み終わりはあたたかく着地。
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冬の夜に寄り添う静かな物語
クリスマスの夜は、静けさそのものが贈り物です。
声を落とし、灯りを落として読む時間が、子どもの心に安らぎを残します。
ゆったりと眠りへ導く穏やかな絵本
冬の一日をゆっくり閉じる時間に。
声のボリュームを少し落として、くり返しのリズムやおだやかな色をたどる――そんな“静かな読み”に寄り添う絵本を集めました。
『トムテ』(作:ヴィクトール・リードベリ/絵:ハラルド・ウィーベリ/訳:山内清子/偕成社)
冬の夜、農場を見回る小人トムテがそっと語りかける。雪の気配や寝息まで感じられる静かな時間で、小声で読みたくなる一冊。
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『ちいさなもみのき』(作:マーガレット・ワイズ・ブラウン/絵:バーバラ・クーニー/訳:かみじょうゆみこ/福音館書店)
病気の少年の部屋に迎えられた樅の木が、ともにクリスマスを過ごす物語。落ち着いた語りが寝る前の時間に向きます。
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『クリスマスのまえのよる』(作:クレメント・C・ムーア/絵:ミスター・ボディントン/訳:坂本美雨/アノニマ・スタジオ)
サンタの訪れをうたう古典詩を、洗練された新装画と新訳で。韻のリズムが心地よく、屋根のそりやトナカイ、煙突の情景がすっと立ち上がります。夜の静けさに合う“朗読向き”の一冊です。
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心を整える 冬の情景を描いた作品
部屋の湯気や薪の音、白で満ちていく景色、だれかを思って手を動かす時間——。
せかさないページ運びが呼吸をととのえ、読み終えたあともやさしい余韻が残ります。
寝る前にもすっと寄り添う、冬を味わう絵本の小さなセットです。
『14ひきのさむいふゆ』(作・絵:いわむらかずお/童心社)
家族が力を合わせて冬を越す日々。室内での支度やおまんじゅう作り、そり遊びまで、冬の暮らしがていねいに描かれます。
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『ふゆ』(作:こうの あおい/アノニマ・スタジオ)
雲、雨、そして雪へ――白で満ちていく景色の中に、足あとがひとつ、またひとつ。言葉を抑えた画面が、冬の静けさと「想像の余白」をひらきます。最後のページの気配まで味わいたい一冊。
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『はりねずみくんの ゆきだるま』(作:はらだ よしこ/講談社)
雪の日、ひつじばぁばの家に荷物が届くよう、はりねずみくんは郵便やさんの目印になる雪だるまづくりに挑戦します。ころころ、ぎゅっぎゅっ——手ざわりのある言葉とやさしい色づかいが、待つ時間のあたたかさを映す一冊。小包が無事に届くまでの小さな工夫と気づかいが、読後にほっと残ります。
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冬の時間を彩るインテリア&ギフト
街が少しずつ灯りに包まれていく季節。 部屋の明かりや飾りを少し変えるだけで、家の中にも静かな冬のぬくもりが広がります。
ここでは、読み聞かせの時間や家族のリビングをやさしく彩るアイテムを紹介します。お気に入りの灯りやカレンダーを見つけて、今年の冬をゆっくり味わってくださいね。
クリスマスの読書時間をやさしく照らす|白樺ツリー&ブランチツリー
小粒LEDのやわらかな光が、ページまわりをほんのり明るく整えます。 昼はオブジェとして空間になじみ、夜は間接照明として落ち着いた雰囲気に。 電源方式や点灯モードはモデルにより異なるため、設置場所に合わせてお選びください。 ※発熱源の近くは避け、就寝時は消灯をご確認ください。※見え方は使用環境によって異なります。
白樺調の枝に小さな灯り。卓上やサイドボードに置きやすい約60cm。
🎁 Nakajo’s Christmas|白樺ツィンクルツリー〈約60cm/電池式LED〉
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枝先に灯りが点り、机上でも穏やかな存在感。飾りを足しても、灯りだけでも絵になりますね。
🎁 ブランチツリー〈60cm/USB給電・LED〉
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12月の毎日をたのしむ|アドベントカレンダー
12月を数える小さなごほうびで、毎日が少し特別になります。 就寝前の読み聞かせと並行すると、穏やかに一日を締めくくれます。
レゴは年版・シリーズで選べて、対象年齢に合わせやすいですね。 チョコタイプは個包装が中心で、贈り物にも向きます。 ※レゴは小さな部品を含みます。対象年齢を守り、誤飲にご注意ください。チョコはアレルゲン表示を確認し、直射日光・高温多湿を避けて保管してください。
24日分のミニセットを日ごとに組み立てていく、レゴのアドベントカレンダー。
少しずつ完成していく過程が楽しく、卓上に“作る時間”が並びます。
毎年テーマやパーツが更新されるため、その年ならではのデザインを楽しめますね。
🎁 レゴ|アドベントカレンダー2025(City/Friends)
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一粒ずつ味わう時間が、12月の小さなご褒美になります。
紅茶やコーヒーと合わせて、ゆっくり楽しみたいですね。
🎁 リンツ|チョコレート アドベントカレンダー
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クリスマスにおすすめの絵本|まとめ
クリスマスの絵本は、子どもたちに待つ時間のたのしさや、信じる心のあたたかさを届けてくれます。
ページをひらくたびに、やさしい気持ちがそっと広がり、冬の夜をやわらかく包みます。
今年のクリスマスも、お気に入りの絵本が小さな灯りになりますように。
🎄 あとがき
クリスマスの絵本を開くと、静けさの中にも小さなわくわくが灯ります。
ページをめくるたびにあたたかな光が広がり、読み終えたあともその余韻がそっと残ります。
そんな時間こそ、クリスマスのいちばんの贈りものなのかもしれません。
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