低学年の読書感想文におすすめの本|言葉が出る一冊を児童書専門の司書が紹介

原稿用紙を前に、読書感想文に書く場面を思い出している低学年の小学生男子

夏休みが近づくと、図書館でも「低学年の読書感想文に合う本はありますか」と相談を受けることがあります。

小学1・2年生の場合、最後まで読めることに加えて、心に残った場面を言葉にできるかも大切です。

この記事では、低学年の子が絵本から少し長めの読み物まで、読んだあとに「ここが心に残った」と話せる本を紹介します

本を読んで、場面を思い出し、自分の言葉で伝える時間は、低学年の子にとって大切な読書体験になります。

感想文のためだけで終わらず、考える力や伝える力を少しずつ育てる一冊を見つけていきましょう。

目次

低学年の読書感想文|本の選び方とおすすめ早見3冊

低学年の読書感想文では、子どもが最後まで読めて、心に残った場面を思い出せることが大切。

「おもしろかった」で止まってしまう子も、好きな場面や登場人物の気持ちを話せる本なら感想の入口が見えてきます。

まずは、本を選ぶ前に見ておきたいポイントを整理し、そのあとで迷ったときに候補にしやすい3冊を紹介します。

読書感想文に使う本を選ぶ前に見るチェックポイント

低学年の読書感想文では、本の長さや有名さだけで選ぶと、読み終えたあとに「何を書けばいいの?」で止まることがあります。

本を決める前に、まずは次の4つを見ておくと安心です。

・最後まで読める長さか
・心に残る場面があるか
・子どもの生活や経験と重ねて話せるか
・子どもが「読んでみたい」と思える本か

低学年の子は、読んだ内容をすぐに文章へまとめるより、先に「どの場面が気になったか」「だれの気持ちが分かったか」を話すほうが、言葉を出せることがあります。

本を選ぶ段階で、感想にできる場面をひとつ見つけられるか。

そこを見ておくと、読書感想文の準備が少し前へ進みます。

低学年におすすめの本早見|迷ったらまず見たい3冊

「短く読める本がよいのか」「自分の体験と重ねられる本がよいのか」「少し長めの物語にも挑戦できるのか」で、選ぶ本は変わります。

迷ったときは、まず子どもの読書量と、感想にできそうな場面を見ながら近い一冊を探してみましょう。

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はじめてでも読み切れる本

『あの、ここ どうぞ。』

席をゆずりたいけれど声を出せない気持ちから、勇気を出す場面について考えられる絵本です。

年齢目安:5歳から この本の紹介へ→

自分の体験と重ねて書ける本

『はじまりは わざとじゃない!』

友だちとのすれ違いを通して、自分ならどう伝えるか、相手はどう感じたかを考えられる物語です。

年齢目安:小学校低学年 この本の紹介へ→

少し長めに挑戦できる本

『山の学校 キツネのとしょいいん』

学校や本、キツネとの出会いを通して、物語の流れと気持ちの動きを追える読み物です。

年齢目安:小学校低学年から この本の紹介へ→

はじめての読書感想文におすすめ|短く読める絵本・物語

はじめて読書感想文を書く低学年の子には、最後まで読める長さの本が合います。

短い本でも、登場人物が迷った場面、うれしかった場面、ふしぎだと感じた場面があれば、感想につなげる材料は十分。

大切なのは、「長い本を読んだか」ではなく、読んだあとにどの場面を思い出せるかです。

この章では、絵本や短い物語の中から、親子で心に残った場面を話せる本を紹介します。

📘 絵本を中心に選びたいときは、夏休みの読書感想文におすすめの絵本にもまとめています。

【5歳〜小1】『あの、ここ どうぞ。』|声をかける前の迷いを言葉にする

『あの、ここ どうぞ。』は、お父さんと電車に乗った女の子が、席を必要としていそうな人に声をかけようとする絵本です。

ゆずりたい気持ちはあるのに、タイミングが合わなかったり、恥ずかしさが先に立ったりして、なかなか言葉が出ません。

大きな事件ではなく、声を出す前の小さな迷いを追えるところが、この本の読みどころ。

「自分だったら言えるかな」と立ち止まる場面があり、登場人物の気持ちと自分の経験を行き来しながら話せます。

席をゆずりたい気持ちと、声をかける前の迷いを手がかりに、感想文で書く場面を見つけられる物語です。

※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。

声をかける前に胸がきゅっとなる場面から、「自分ならどうする?」を考えられる絵本です。

『あの、ここ どうぞ。』
作:くすのきしげのり /絵:こがめたく
出版社:偕成社
対象年齢:目安 5歳〜

価格・在庫はリンク先でご確認ください。

【小学1〜2年生】『さくらちゃんのかえりみち』|いっしょに帰りたい気持ちをたどる

『さくらちゃんのかえりみち』は、クラスにまだ仲良しの友だちがいないさくらちゃんが、学校からの帰り道にあおいちゃんと歩く時間を大切に思う物語です。

家が学校のすぐ近くにあるため、友だちと帰る時間がほとんどないさくらちゃん。

あおいちゃんに「いっしょに帰ろう」と声をかけられたうれしさから、家が近いことを言いそびれ、家の前を通り過ぎてしまいます。

楽しい時間をもう少し続けたい気持ちと、ほんとうのことを言えない小さな引っかかり。

友だちと一緒にいたい気持ちや、言いそびれたあとの心の動きを手がかりに、自分の学校生活へ話を広げられます。

友だちともう少し一緒にいたい日の気持ちを、帰り道の短い時間から考えられる物語です。

『さくらちゃんのかえりみち』
作:かさいまり /絵:吉田尚令
出版社:Gakken
対象年齢:目安 5歳〜

価格・在庫はリンク先でご確認ください。

学校・友だち・身近な人で書ける|体験と重ねて考える本

低学年の読書感想文では、物語の出来事が自分の生活とつながると、言葉が出てくることがあります。

友だちとのすれ違い、苦手なことへの挑戦、学校で見えていなかった人の仕事。

どれも、子どもが日々の中で見たり感じたりしているテーマです。

この章では、読んだあとに「自分にも似たことがあったかな」と振り返れる本を紹介します。

自分の経験と物語の場面を行き来しながら、感想の材料を見つけられる物語です。

📘 読書感想文だけでなく、自由研究のテーマも探したいときは、自由研究のヒントになる本・図鑑も参考になります。

【小学校低学年】『はじまりは わざとじゃない!』|友だちとのすれ違いを自分の経験と重ねる

『はじまりは わざとじゃない!』は、友だちとの間で起きた出来事を、立場の違う子どもたちの気持ちからたどる物語です。

同じ出来事でも、「そんなつもりじゃなかった」と感じる側と、「いやだった」と受け止める側では、見えている景色が同じではありません。

わざとではなかった一言や行動が、相手の心にどう残るのか。

子どもたちが言葉を探す場面を追ううちに、けんかの勝ち負けではない見方が少し見えてきます。

言いそびれたこと、あとから気になった友だちの表情まで、読み終えたあとに話してみたくなる物語です。

「そんなつもりじゃなかった」日のあとに残る、言いそびれたことや相手の気持ちを考えられる物語です。

『はじまりは わざとじゃない!』
作:かさいまり/絵:北村みなみ
出版社:くもん出版
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学校低学年から】『ひみつの とっくん』|苦手なことに向き合う気持ちを書く

『ひみつの とっくん』は、体育が大嫌いな「ぼく」が、一番苦手なさか上がりに向き合うお話です。

体育の時間、先生に半ズボンを引っぱられて何とか回れたものの、おしりが見えてクラスのみんなに笑われてしまいます。

悔しさと恥ずかしさを抱えたまま、ぼくは誰にも言わず、さか上がりの特訓を始めることに。

鉄棒の前で体が止まる感じ、笑われたあとの胸の重さ、もう一度練習へ向かう時間。

「できたかどうか」だけでなく、苦手なことの前で踏んばった気持ちまで言葉に残せます。

さか上がりで笑われた悔しさと、誰にも見せない練習の時間をたどりながら、苦手なことに向かう気持ちを考えられます。

『ひみつの とっくん』
作:工藤純子/絵:田中六大
出版社:金の星社
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学1〜2年生向け】『はたらく校長先生』|学校で見えていなかった仕事に気づく

『はたらく校長先生』は、京都・金閣小学校の校長先生の一日を写真で追う、写真絵本シリーズ「はたらく」の一作です。

校長室にいるだけではなく、教室へ行き、授業を見て、給食を食べ、掃除をしながら校舎の中を動き回る姿をたどります。

朝のあいさつ、子どもたちとの関わり、先生たちとは少し違う立ち位置。

毎日通っている学校にも、まだ見えていなかった仕事があると気づかされます。

「自分の学校の校長先生は何をしているのかな」と、身近な場所をもう一度見直せる写真絵本です。

校長先生の一日を写真で追いながら、学校の中にある見えなかった仕事へ目を向けられます。

『はたらく校長先生』
写真:吉田亮人/文:矢萩多聞
出版社:創元社
対象年齢:目安 小学1年生〜

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少し長めに挑戦したい子へ|低学年向け読み物

絵本や短い物語を読んできた子の中には、夏休みをきっかけに少し長めの読み物へ進める子もいます。

長さのある本を選ぶときは、ページ数だけで判断せず、場面の変化を追えるか、登場人物の気持ちを思い出せるかを見ておきたいところ。

学校、本、友だち、悩みごと。

低学年の子に近いテーマが物語の中にあると、読み終えたあとに「ここが気になった」と話す入口が残ります。

この章では、短い絵本から一歩進んで、物語の流れと気持ちの動きをたどれる読み物を紹介します。

【小学校低学年から】『山の学校 キツネのとしょいいん』|図書館に来たキツネの願いを追う

『山の学校 キツネのとしょいいん』では、山のふもとの小さな学校にある図書館へ、キツネの子・リンがやってきます。

リンがやってみたかったのは、本のバーコードを読み取る「ピッ、ピッ」という仕事。

司書のかえでさんや学校の子どもたちと関わるうちに、いつもの図書館に少しふしぎな時間が流れ始めます。

本を貸し出す音、休み時間の図書館、窓辺から顔をのぞかせるキツネ。

だれかの「やってみたい」を受け止める場面から、本を読むことや人に本を手渡すことまで考えが広がります。

図書館にやってきたキツネの願いから、本を選ぶこと、手渡すこと、だれかのために読む時間へ目が向きます

『山の学校 キツネのとしょいいん』
作:葦原かも/絵:高橋和枝 絵
出版社:講談社
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学校低学年】『トプタプ コロリン 水玉の国』|なかなか仲良くなれない相手と力を合わせる

『トプタプ コロリン 水玉の国』では、同じ学校・同じ2年2組で、お絵かき教室にも通うしゅんとゆうとが、謎の水玉の国へ迷い込みます。

しゅんは、会話が続かないゆうとを少し気にくわなく思い、あまり関わらないようにしていました。

ふたりだけで元の世界へ戻るには、相手の声を聞き、自分だけでは越えられない場面を進む必要があります。

仲良しではない相手と動く時間──学校や習い事で、まだよく知らない相手を先に決めつけていなかったか、読み終えたあとに考えが残りそうです。

仲良しではない相手と水玉の国を進む冒険から、学校や習い事での人との距離を考えられます。

『トプタプ コロリン 水玉の国』
作・絵:こばやしゆかこ
出版社:岩崎書店
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学校低学年】『おふろがしゃべった!?おなやみそうだん、ひきうけます』|けんかのあと、おふろで気持ちをほどく

『おふろがしゃべった!?おなやみそうだん、ひきうけます』では、スイミング教室でけんかをしてしまった子の前に、相談にのってくれるおふろの声が聞こえてきます。

仲直りしたい気持ちがあっても、どう切り出せばよいのか迷う時間は、低学年の子にも身近なもの。

おふろという日常の場所に、不思議な相談相手があらわれることで、重たい悩みが少し笑える距離に変わります。

言い返したかったこと、ほんとうは仲直りしたい気持ち。

けんかのあとに胸へ残った言葉を、湯気の向こうからそっと見直せる物語です。

スイミング教室でのけんかと、おふろから聞こえる声をきっかけに、仲直り前のもやもやを見つめ直せます。

『おふろがしゃべった!?おなやみそうだん、ひきうけます』
作:麦野圭 /絵:おかもと香織
出版社:岩崎書店
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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低学年の女の子が絵本を読んだ感想を楽しそうに話している様子

2026年の課題図書も確認|低学年向け4冊の見方

読書感想文の本を探していると、課題図書も気になりますよね。

課題図書は、その年の候補として目に入りやすく、学校や図書館でも話題にのぼることがあります。

低学年の子にとって大切なのは、課題図書かどうかだけでなく、読み終えたあとにどの場面を自分の言葉で話せるかです。

この章では、2026年の低学年向け課題図書4冊を、それぞれの感想の入口が分かるように整理します。

物語、日常の発見、言葉、自然観察など、子どもがどこに心を動かせるかを見ておくと、本選びの判断材料になります。

【小学校低学年】『まこちゃんとコトバロボ』|宿題をまかせたあとに残る気持ちを考える

『まこちゃんとコトバロボ』では、宿題もドリルも大嫌いなまこちゃんが、国語を教えてくれるロボットに出会います。

コトバロボに任せれば、宿題もドリルもらくちん。

ところが、学校のテストでは、自分の中に何も残っていないことに気づいていく展開です。

「やってもらう」と「自分でわかる」の間で、まこちゃんの気持ちが揺れる場面。

宿題の話から、言葉を覚えるおもしろさや、自分で考える時間まで話が広がります。

宿題をコトバロボに任せたまこちゃんの変化から、「わかる」「考える」楽しさに目を向けられる物語。

『まこちゃんとコトバロボ』
作:村上しいこ/絵:たんじあきこ
出版社:佼成出版社
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学校低学年】『なにかいいことあった?』|身近な「いいこと」を見つける

『なにかいいことあった?』では、おじいちゃんにたずねられたダニエルが、公園へ「いいこと」を探しに出かけます。

鳥やオタマジャクシ、リスたちと出会ううちに、特別な出来事ではないものにも目が向いていく時間。

大きな事件を追うのではなく、足元の草花や生きものの声から、うれしい気持ちを少しずつ見つけていきます。

油絵やコラージュを使った画面も、見つける楽しさをゆっくり広げてくれる要素です。

読み終えたあと、朝の道や公園、家での会話の中にも「いいこと」が隠れていないか、もう一度見てみたくなりそう。

おじいちゃんの問いかけから公園を歩くダニエルと一緒に、毎日の中にある小さな「いいこと」を探せます。

『なにかいいことあった?』
作:ミーシャ・アーチャー/訳:石津ちひろ
出版社:BL出版
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学校低学年】『ララのまほうのことば』|言葉をかける先に気持ちを向ける

『ララのまほうのことば』では、元気いっぱいのララが、庭の草花や生きものに向かって声をかけます。

どろんこになって遊んだララに、お母さんは少しイライラし、外遊びを止める場面も。

それでもララの声は、窓の向こうのみどりの友だちへ届いていきます。

言葉は、人に向けるものだけではありません。

何に声をかけるか、どんな気持ちで話しかけるかまで、読んだあとに残る絵本です。

ララが草花や生きものへかける言葉から、相手に向ける声のあたたかさを考えられる課題図書です。

『ララのまほうのことば』
文・絵:グレーシー・ジャン/訳:やのあやこ/監修:三辺律子
出版社:工学図書
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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【小学校低学年】『たねはいのちのおわりとはじまり』|たねの姿から命のめぐりを見る

『たねはいのちのおわりとはじまり』では、植物観察家の鈴木純さんが、小さなたねや芽生えの姿を写真で見せています。

芽が出て、花が咲き、枯れたあとにまたたねへ戻る、植物の命のめぐり。

分解写真やクローズアップ写真をたどると、ふだん見過ごしていた形や色に目が止まります。

タンポポやヒマワリなど、身近な植物のたねにも、それぞれ違う姿と生き残り方があります。

読み終えたあと、道ばたの草花や木の実を近くで見たくなる写真絵本です。

小さなたねの形や芽生えの写真から、道ばたの草花にも命のめぐりがあることに気づける写真絵本です。

『たねはいのちのおわりとはじまり』
著:鈴木純 著
出版社:ブロンズ新社
対象年齢:目安 小学校低学年〜

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本を選んだあとに役立つ|読書感想文の書き方の本

読書感想文は、本を選んだあとに「何から書けばいいのか」で手が止まることがあります。

低学年の子の場合、読んだ本の内容をすぐ文章にするより、まずは場面を思い出し、気持ちに合う言葉を探す時間が必要です。

この章では、感想を整理したいときや、「おもしろかった」から先の言葉を見つけたいときに役立つ本を紹介します。

本選びの主役ではなく、書き始める前の補助として使える2冊です。

📘 読んだことを言葉にする習慣を日常でも育てたいときは、子ども新聞の比較も参考になります。

『はじめての読書感想文 親子の対話ですいすい書ける!』|親子の会話で書く材料を整理する

『はじめての読書感想文 親子の対話ですいすい書ける!』は、親子の会話を通して、心に残った場面・そのときの気持ち・書く順番を取り出していく実用書です。

低学年向けには、絵本選び、読み聞かせ、ワークシート、インタビュー、答えをカードに書く流れが用意されています。

いきなり原稿用紙へ向かう前に、「どの場面を覚えているか」「そのとき何を感じたか」を言葉にしておくと、書き始める材料が残ります。

あらすじばかりになってしまう子にも、感想の入口を探す手順が見えてくる構成。

本を選んだあと、親が横でどう声をかけるか迷ったときに、流れを確認できる一冊です。

本を読み終えたあと、親子の会話で場面・気持ち・書く順番を整理したい家庭に役立つ実用本です。

『はじめての読書感想文:親子の対話ですいすい書ける!』
著:藤田利江
出版社:子どもの未来社
対象年齢:目安 保護者向け

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『小学生のためのことば変身辞典 表現力が伸びる!気持ちを伝える!』|「おもしろかった」の先の言葉を探す

『表現力が伸びる!気持ちを伝える!小学生のためのことば変身辞典』は、気持ちや様子を表す言葉を、子どもが自分で探せるようにまとめた実用辞典です。

本を読み終えたあと、「おもしろかった」「すごかった」だけで止まると、心に残った場面の中身が見えにくくなります。
そんなときに、似た意味の言葉を比べながら、自分の気持ちに近い表現を選べるのがこの本の役割。
「びっくりした」「かなしかった」「うれしかった」の奥にある、もう少し細かな感覚。
読んだ場面を思い出しながら言葉を探すことで、感想にその子らしい表情が出てきます。

「おもしろかった」で止まった感想を、場面に合う言葉へ置き換えたいときに頼れる表現辞典です。

『表現力が伸びる!気持ちを伝える!小学生のためのことば変身辞典』
著:こな・つむり/監修:深谷圭助 監修
出版社:カンゼン
対象年齢:目安 小学生〜

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まとめ|低学年の読書感想文は、本との出会いから始まる

低学年の読書感想文では、長い本を読み切ることより、心に残った場面をひとつ見つけることが大切です。

登場人物の気持ちに立ち止まる。
自分にも似た経験がないか思い出す。
初めて知ったことに驚き、もう一度たしかめたくなる。

そうした小さな反応が、感想文の言葉につながります。

本を選ぶ時間は、宿題を終わらせるためだけの準備ではありません。

子どもが物語や写真、言葉と出会い、自分の中に残ったものを見つめる読書体験でもあります。

一冊の本を読み、自分の言葉で伝える経験は、読む力だけでなく、考える力や表現する力も育てていきます。

夏休みの読書感想文が、お子さまにとって「書けた」で終わらない、次の読書へつながる時間になりますように。

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この記事を書いた人

児童書専門の司書、子どもは2人です。子どもと本をつなぐ小さな図書室のような情報サイト『Room E726.6』を運営しています。

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