歯みがきの時間になると、顔をそむけたり、口をぎゅっと閉じたり──毎日のことだから、親も子も力が入りやすいですよね。
そんなときは、歯みがきをそのまま頑張らせるより、子どもが嫌がる理由に合う本を選んでみるのもおすすめ。
とはいえ、歯ブラシそのものが苦手な子もいれば、遊びの流れなら動ける子、お口や虫歯への関心から入りやすい子もいます。
今回は、歯みがき絵本を子どもの反応別に整理し、合いやすい一冊を選びやすい形でまとめました。
後半では、絵本のあとに流れを整えやすい関連グッズや、歯みがきやお口のことをもう少し知りたいときの関連書籍も紹介しています。
歯みがき絵本のおすすめ【早見】
歯みがき絵本は、子どもがどこで止まりやすいかに近いものから選ぶと、家でも取り入れやすくなります。
ここでは、まず3冊を先に並べました。
いまの様子に近い一冊からご覧ください。
歯みがき×絵本|歯ブラシを嫌がる子に
歯みがきの時間になると、顔をそむけたり、口をぎゅっと閉じたり……
歯ブラシそのものを嫌がる反応が強い子には、磨くことを急ぐより、まず歯ブラシが出てくる流れに気持ちを向けられれる本から入るとよいかもしれません。
この章では、乗り物の流れに乗せて見やすい本や、親しみやすいキャラクターといっしょに読める本を中心に、歯ブラシへの抵抗が強いときに読んであげたい絵本を紹介します。
📘 朝の流れの中で歯みがきまでつなげたいときは、朝のしたくが少し楽になる絵本も参考になります。
【2歳~】『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』|歯ブラシへの身構えを、乗り物の流れでやわらげやすい
歯ブラシを見ただけで顔をそむける子には、みがく前の空気そのものを変えたい日があります。
『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』は、歯みがきの時間を列車ごっこのように進めていく絵本です。
しゅっしゅっしゅっと続く言葉のリズム。
声に出して読むと、歯ブラシそのものへの警戒よりも、「次はどう進むのかな」という流れに気持ちが向きやすくなります。
きれいに磨き切るところまで急ぐ日というより、まずは歯ブラシを手に取り、口元へ近づけるところから始めたいときに合います。
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歯ブラシを嫌がる日に。
磨く前の空気を、乗り物あそびの流れでやわらげたいときに置きやすい絵本です。
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【0歳~】『ノンタンはみがきはーみー』|くり返しのリズムで、歯ブラシ前のイヤイヤを軽くしやすい
歯みがきの前から機嫌がかたくなりやすい子には、短く読めて、同じ流れをくり返せる本がなじみやすいことがあります。
『ノンタンはみがきはーみー』は、ノンタンたちといっしょに「はみがきはーみー、しゅこしゅこ しゅっしゅ」と進んでいく絵本です。
親しみやすいキャラクターとわかりやすいリズムがあり、歯ブラシの前に気持ちを切り替えたいときにも流れに入りやすくなります。
展開がシンプルなので、まだ長い説明が入りにくい時期にも無理なく読みやすいところ。
今日は上手にみがけるかどうかより、まず嫌がり方を強くしすぎずに始めたい──そんな場面で、歯ブラシの前に気持ちを少し動かすきっかけになりそうです。
歯ブラシを見ると顔がこわばってしまうときに。
おなじ言葉のくり返しで、歯みがきの時間へ気持ちを移しやすくなります。
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【0歳~】『はみがきれっしゃと しゅっしゅっぽー』|口まわりや歯みがきの空気に、少しずつ慣れたいときに
歯ブラシを口に入れる前の段階で止まりやすい子には、まず口まわりや歯みがきの流れに親しむ時間が合うことがあります。
『はみがきれっしゃと しゅっしゅっぽー』は、はみがきれっしゃが汚れを「しゅっ!」と取り、ページを開くときれいな歯が現れるボードブックです。
小さな子でも追いやすいシンプルな展開で、歯みがきそのものを急がせず、口元へ意識を向ける流れをつくりやすくなっています。
歯ブラシを当てる前に顔や口まわりで止まりやすい日も、この一冊をはさむことで、歯みがきへ入る前のこわばりをほどくきっかけになりそうです。
口元をさわられる前に気持ちが止まりやすい子に。
歯みがきへ入る前の緊張を、ページの動きといっしょにほどいていけます。
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歯みがき×絵本|遊びながら入りたい子に
歯ブラシそのものを強く嫌がるわけではなくても、「いま歯みがきの時間」と切り替わった瞬間に動きにくくなる子はいます。
そんなときは、磨くことをまっすぐ促すより、遊びの流れに寄せながら歯みがきへつなげるほうが、受け取りやすいかもしれません。
この章では、まねしたくなる動きがある本や、手を動かしながら読める本を中心にまとめました。
楽しい空気のまま歯みがきへ移りたいときに、取り入れやすい絵本を紹介します。
【1歳~】『パンダ はみがきコンサート』|遊びの空気で、歯みがきへ切り替えたいときに
歯みがきの時間とわかると、急に体が止まる子がいます。先に「みがくよ」と伝えるより、楽しい流れの中で口を開けるほうが入りやすい場面もあります。
『パンダ はみがきコンサート』は、その楽しさを借りながら歯みがきへつないでいける絵本です。
パンダたちと進む、にぎやかなコンサートの空気が◎。
歯ブラシの時間そのものを遊びの続きのように受け取りやすく、気持ちの切り替えで止まりやすい日に重なります。
「歯みがき」と聞いた瞬間に空気が固まりやすい場合に。
遊びの勢いを借りながら、口を開ける流れへつなげやすくなります。
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【0歳~】『はみがきあそび』|手を動かしながら、歯みがきの流れに触れたいときに
見るだけでは気持ちが続きにくい子には、手を動かしながら進められる本が合うことがあります。
『はみがきあそび』は、しかけをめくる動きそのものが読む楽しさにつながる絵本です。
ページを開きながら進むため、「聞く」より先に手が出やすい子にもフィットします。
歯みがきの意味をことばで伝える前に、まずは口まわりや歯ブラシの流れに親しみたい──そんな日に、遊びの続きとして入りやすい内容です。
じっと聞くより、手を動かしながら入りたい時期に。
めくる楽しさの先で、歯みがきの流れにも触れやすくなります。
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【幼児向け】『ぬってけせる!はみがきぬりけしえほん』|ぬる・けす遊びで、みがく流れをたどりたいときに
歯みがきを遊びとして感じられると動きやすい子には、手順を手遊びのように追える本がなじみやすいことがあります。
『ぬってけせる!はみがきぬりけしえほん』は、食べる、ぬる、みがくの3ステップを、手を動かしながらたどっていく体験型の絵本です。
歯に色をぬって、ごしごし消していく流れがそのまま遊びになるため、「歯みがきしよう」と声をかける前に、何をする時間なのかをつかみやすくなります。
ぬる、けす、もう一度やる──その繰り返しが楽しく、歯みがきの順番に気持ちを乗せたい時期にも重なります。
遊びの勢いを借りながら、みがく流れへつなげてみてくださいね。
歯みがきの順番をことばだけでは受け取りにくい時期に。
ぬる、けすの手遊びを通して、みがく流れを目で追いやすくなります。
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歯みがき×絵本|お口や虫歯への関心を育てたいときに
歯ブラシを強く嫌がるわけではなくても、どうして歯みがきをするのかが、まだ子どもの中で結びついていないことがあります。
そんな場面では、みがくことを先に進めるより、お口や歯そのものに目が向く本のほうが受け止めやすいかもしれません。
ここでは、食べたあとにみがく流れが見えやすい本や、歯そのものへの興味につながりやすい本をまとめました。
歯みがきの意味を少しずつ伝えたいときに、読みやすい3冊です。
【0歳~】『はみがき はーい!』|食べたあとにみがく流れを、やわらかく受け取りたいときに
歯みがきを強く嫌がるわけではなくても、「食べたらみがく」がまだ子どもの中でつながっていないことがあります。
『はみがき はーい!』は、ねこがねずみに応援されながら、食べたあとの歯を順番にみがいていく絵本です。
上の歯しゅっしゅっ、奥の歯ごしごしと進むため、食後の動きとして歯みがきを受け取りやすくなります。
むし歯をこわがらせる話ではなく、食べたあとに口の中をきれいにする流れが自然に見えてくるところも安心ポイント。
歯みがきの意味を長く説明する前に、まずは毎日の動きとして伝えたいときに読んであげたい絵本です。
食べたあとに何をするのかを、まだ言葉だけではつかみにくい時期に。
歯みがきを生活の流れとして受け取りたいときに重なります。
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【1歳~】『だーれの は?』|歯そのものに興味を向けたいときに
歯みがきの話になると気持ちが動きにくい子でも、歯そのものには目が向くことがあります。
『だーれの は?』は、いろいろな口元を見ながら、「この歯はだれの歯かな」とたどっていく絵本です。
みがく前に、まずは見る。
そんな入り方がしやすいのもこの本のよさです。
動物ごとの形の違いを追ううちに、お口の中へ意識が向きやすくなります。
歯みがきをすぐ行動に結びつけるというより、まずは歯そのものへの関心を育てたい場面におすすめです。
歯みがきの話だと気持ちが止まりやすい日に。
まずは「歯っておもしろい」と感じるところから始めたいときに向いています。
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【幼児向け】『はみがきしましょ』|口の中がきれいになる感覚を、目で受け取りたいときに
「みがくとどうなるのか」が見えたほうが納得しやすい子には、目でたどれる本が合います。
『はみがきしましょ』は、どうぶつたちの口の中を見ながら、歯みがきで変わっていく様子を追っていけるしかけ絵本です。
口の中が立体的に見えるつくり。
言葉だけで説明するより、見てわかるほうが入りやすい子には、このしかけが効いてきます。
虫歯をこわがらせる話というより、お口の中に目を向ける時間をつくりたいときに使える絵本です。
「みがくと口の中がどう変わるのか」を、まず目で受け取りたい時期に。
しかけを追いながら、お口の中への関心を向けていけます。
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歯みがきの流れを整えたいときに使いやすい関連グッズ
絵本で気持ちがほぐれても、歯みがきへ切り替えるところで手が止まる日があります。
「できた」が目に残る仕掛け、親の手が少し楽になる道具、終わりが見える目安があるだけで、家の空気はぐっと落ち着きそうです。
ここでは歯みがきを主役にせず、いつもの流れにそっと戻すための実用品を紹介します。
📘 毎日の身じたくをまとめて整えたいときは、おきがえに困ったら読みたい絵本にもつながります。
がんばりシール(はみがき)|「できた」を目に残し、次の日の切り替えを軽くする
がんばりシールは、歯みがきのあとに達成感を視覚的に残せる習慣化サポート用品です。
絵本を読んだあとの前向きな気持ちを、「今日もできたね」という短い確認へ結びつけやすくなります。
貼る場所を決めておくと探す時間が減り、流れが切れにくいのも助かるポイントです。
終わったあとに「できた」が目に残り、次の歯みがきへ気持ちをつなげやすい。
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テテオ ・あてて磨くだけ 電動仕上げブラシ|仕上げみがきの負担を短くまとめられる
テテオの電動仕上げブラシは、当てる位置を意識しやすく、手の動きが偏りにくい仕上げみがき補助グッズです。
親の手が疲れてくると声かけも強くなりやすいので、道具側で「やる量」を少し減らせると空気が荒れにくくなります。
短い時間から使い、慣れてきたら範囲を広げると取り入れやすい流れに。
手の負担を寄せにくく、仕上げみがきを短くまとめやすいのも安心ポイント。
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砂時計 メタリック 3分計|終わりの見通しをつくって、歯みがきタイムへ移りやすくする
砂時計3分計は、終わりまでの時間を目で追える歯みがきタイマーです。
「あとどれくらい」が分からない不安が強い子ほど、見通しが立つだけで動き出しが軽くなることがあります。
置く位置を決め、砂が落ちる間は大人も同じペースでそばにいると、途中で手が止まりにくくなりそう。
終わりが見えるだけで落ち着きやすく、歯みがきタイムへ移りやすくなりそうですね。
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歯みがきやお口のことをもう少し知りたいときの関連書籍
絵本で歯みがきの空気が少しやわらいできたら、「むし歯はどうしてできるのか」「仕上げみがきはどこを見ればよいのか」といったことも気になってきます。
そんなときに役立つのが、歯みがきやお口まわりのことをもう少し落ち着いて見直せる本です。
ここでは、子どもといっしょに読みやすい本と、保護者が生活習慣全体を整理しながら読める本を並べました。
むし歯の理由や仕上げみがきの考え方まで見ておきたいときに、参考にしてみてくださいね。
『1回3分 むし歯にならない絵本』|むし歯ができる理由を、子どもと一緒に見ていきたいときに
歯みがき絵本に慣れてくると、「どうしてむし歯になるのか」まで知りたくなることがあります。
『1回3分 むし歯にならない絵本』は、むし歯のしくみや歯みがきのポイントを、子どもと一緒に見ていける本です。
こわい話としてではなく、知っておくとわかりやすいこととして受け取りやすいのも◎ポイント。
歯みがきを嫌がる気持ちを動かすというより、その先で理由まで整理したいときに合います。
むし歯ができる理由を、子どもと一緒に少しずつ知りたいときに。
歯みがきの意味を、こわがらせずに言葉にしていけます。
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【保護者向け】『子育てママ・パパのための「歯育て」教室』|仕上げみがきや生活習慣を、落ち着いて見直したいときに
毎日の歯みがきが何となく回っていても、「このやり方で合っているのか」と迷うことがあります。
『子育てママ・パパのための「歯育て」教室』は、歯みがきだけでなく、食べ方や口の使い方まで含めて見直していける保護者向けの本です。
仕上げみがきの考え方を確認したいときをはじめ、お口ぽかんや歯並びなど、気になっていたことをまとめて整理しやすいところも◎。
歯みがきの時間だけ切り取らず、毎日の習慣全体を落ち着いて整えたいときに参考になります。
仕上げみがきのやり方だけでなく、食べ方や口の使い方まで一度整理したいときに、手元に置いて確認しやすい一冊。
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まとめ|歯みがきの流れに合う一冊を
歯みがき絵本は、年齢だけで選ぶより、子どもがどこで止まりやすいかに合わせて選ぶほうが、合う本を見つけやすくなります。
歯ブラシそのものを嫌がる子、遊びの流れなら動きやすい子、お口や虫歯への関心から入りやすい子では、受け取りやすい絵本のタイプも少しずつ変わります。
毎日の歯みがきは、一度で整えようとすると親子ともに力が入りやすい時間。
その日の様子に近い一冊を間に入れることで、歯みがきの時間を重くしすぎずに続けやすくなることもあります。
絵本に加えて関連グッズや関連書籍も必要に応じて添えながら、家の流れに合う形を見つけてくださいね。
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