最強王図鑑のおすすめはどれ?児童書専門の司書が案内するはじめての一冊の選び方

ダイニングでブックカバーをかけた図鑑を楽しそうに読む父親と小学生の男の子

「最強王図鑑、ありますか?」

図書館のカウンターで、子どもたちからよく受ける質問です。

動物、恐竜、ドラゴン、妖怪――次々に刊行されるシリーズを前に、「はじめて読むならどれがいい?」と迷ってしまいますよね。

この記事では、『最強王図鑑』シリーズを大特集

候補にしたい3冊を入口に、現実の生き物、空想世界、異種・タッグ・PFP、マンガ版へと整理しました。

何歳から楽しめるのか、一般的な学習図鑑との違いもあわせて見ていきましょう。

目次

最強王図鑑はどれがいい?はじめての一冊の選び方

動物や恐竜だけでなく、ドラゴン、妖怪、神話も。

最強王図鑑にはさまざまな強者が登場するため、はじめて選ぶときは「うちの子にはどれがいい?」と迷ってしまいますよね。

一冊目を考える手がかりは、お子さまが出会ってみたい世界と、どのような対決に心が動くか。

ここでは、年齢だけで区切らない読み方の目安と、入口の異なる3冊を見ていきます。

最強王図鑑は何歳から?年齢と読み方の目安

最強王図鑑は、成長や読書経験に応じて楽しむ場所が変わるシリーズです。

学研の商品情報では、4歳から対象に含まれる作品がある一方、小学4年生以上を対象とする巻もあります。

「何歳から」と一律に区切るより、お子さまが今楽しめる部分から考えてみましょう。

📖 読み方の目安

  • 絵を見て楽しむ:強者たちの姿を見比べ、親子で勝敗を予想する。
  • 対決部分をひとりで読む:攻撃と防御の流れを追い、それぞれの能力の違いに注目する。
  • 解説まで読み込む:生態・神話・伝承・条件設定を知り、勝敗の理由を考える。

同じ一冊でも、読書経験によって目に留まるページは変わります。

はじめは絵と対決を楽しみ、あとから解説へ戻る読み方も、このシリーズの魅力です。

牙・角・爪・毒による攻撃や、攻撃を受けて傷つく姿が描かれる巻もあります。

戦闘表現が苦手なお子さまの場合は、店頭や公開されている試し読みで、絵の雰囲気を確かめておくと判断材料になりますよ。

迷ったときのおすすめ3冊早見

迷ったら、知っている動物、空想上のドラゴン、多彩な強者が集う異種対決という3つの入口から見比べてみましょう。

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知っている動物から始めたい

『動物最強王図鑑』

ライオン、トラ、アフリカゾウなど、よく知る動物24頭が登場。
シリーズの原点となった第1作で、王道のトーナメント形式を楽しめます。

出版社対象:小学1年生~6年生

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ドラゴンと伝承の世界をのぞきたい

『ドラゴン最強王図鑑』

世界各地の神話や伝承に登場するドラゴンが集まり、姿や能力を競います。
バトルだけでなく、それぞれが語り継がれてきた背景にも触れられる一冊。

出版社対象:小学1年生~6年生

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多彩な強者を一冊で見たい

『異種最強王図鑑』

動物、絶滅動物、恐竜、昆虫の猛者が、時空や種属の枠を越えて対決。
4ジャンルを横断する組み合わせと勝負を、一冊で見比べられます。

出版社対象:小学4年生~6年生

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現実世界の強者たち|動物・恐竜・昆虫・水中生物

動物の牙や角、恐竜の体格、昆虫の毒や外骨格、水中生物の泳ぐ力。

現実に存在する生き物や、かつて地球上にいた生き物には、それぞれの環境で磨かれた強さがあります。

身近な動物から始めるか、恐竜時代や小さな昆虫、水中の世界へ踏み込むか。

体のつくりと能力の違いに目を向けながら、4つの対決を見ていきましょう。

※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。

📘 恐竜の強さだけでなく、種類や大きさ、生きていた時代まで図鑑で確かめたいときは、恐竜図鑑のおすすめも参考になります。

『動物最強王図鑑』|知っている動物で対決の基本に出会うシリーズ第1作

『動物最強王図鑑』では、対戦表を開いた瞬間から、「勝つのはどちらだろう」と親子で予想する楽しみが始まります。

大きな体が勝るのか、牙や角が戦況を変えるのか。

バトルでは、それぞれの武器や得意な戦法が、攻撃と防御の流れにどう表れるかが見どころです。

勝敗とその理由を追いながら、後続巻の多彩な対決へ進む土台になる一冊。

■特徴

・ライオン、トラ、アフリカゾウなど、24頭の動物が出場
・トーナメント形式で動物界の最強を決定

『動物最強王図鑑』
監修:實吉達郎/出版社:Gakken
対象年齢:小学1~6年生(出版社対象)

価格・在庫はリンク先でご確認ください。

『恐竜最強王図鑑』|恐竜24体が戦う王道のトーナメント

『恐竜最強王図鑑』では、知っている恐竜同士を比べ、勝敗を想像するところからバトルが始まります。

大きな体が勝るのか、鋭い角や爪が戦況を変えるのか――対決前から考えたくなる組み合わせ。

迫力ある攻防の中で目に留まるのは、体格、攻撃方法、身を守る体のつくりです。

それぞれの特徴がどの場面で生きるのかを、勝負の流れに沿って確かめられます。

■特徴

・ジュラ紀・白亜紀の恐竜24体がトーナメントに出場
・対決に加えて、恐竜コラムも収録

『恐竜最強王図鑑』
監修:實吉達郎/出版社:Gakken
対象年齢:小学4~6年生(出版社対象)

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『昆虫最強王図鑑』|同じ重さで小さな生き物の強さを比べる

『昆虫最強王図鑑』で前面に出るのは、体の小ささに隠れていた昆虫ごとの武器です。

硬い外骨格、毒、発達した顎、飛行能力――どの力が戦況を動かすのかに目が向きます。

現実には大きさが大きく異なる昆虫同士を、同じ土俵に上げた仮想対決。

小さな体に備わる仕組みを、戦いの中で見直せる一冊です。

特徴

・すべて同じ重量に設定した24体によるトーナメント
・両者が不利にならない場所で戦い、各対戦は4カット(4ページ)で決着

『昆虫最強王図鑑』
監修:篠原かをり/絵:児玉智則/出版社:Gakken
対象年齢:小学4~6年生(出版社対象)

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『水中最強王図鑑』|海と水中の強者へ世界を広げる

『水中最強王図鑑』が見せるのは、浮力のある環境で繰り広げられる、水中ならではの力比べです。

大きな体だけでなく、泳ぐ速さや体のつくり、特殊な能力が勝負を動かします。

アノマロカリスから現代のシャチまで、時代を隔てた生物が同じ舞台に並ぶ光景も、この巻ならでは。

対決の合間にあるコラムでは、深海魚と水圧など、水中世界の不思議へ視線が移ります。

特徴

・現生動物・絶滅動物・水生昆虫を含む24体が出場
・淡水・海水、浅瀬・深海など、異なる環境の生物が対決

『水中最強王図鑑』
監修:G・MASUKAWA/絵:なんばきび/出版社:Gakken
対象年齢:小学1~6年生(出版社対象)

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空想世界の強者たち|ドラゴン・妖怪・神話

現実の生き物を離れると、強さを形づくるものも変わります。

炎を操るドラゴン、不思議な力をもつ妖怪、世界各地の神話に登場する神々。

出会うのは、それぞれの土地で語り継がれてきた強者たちです。

能力の違いとともに、その背景にある伝承や物語にも目を向けてみましょう。

『ドラゴン最強王図鑑』|世界各地の竜と伝承に出会う

『ドラゴン最強王図鑑』では、同じ「竜」と呼ばれる存在が、まるで異なる姿と戦い方を見せます。

翼の有無や体の形だけでなく、それぞれが備える能力も多彩です。

見た目から勝敗を予想しても、伝承に由来する力が戦況を覆す場面も。

現実の生物とは異なり、語り継がれた設定そのものが強さになる空想世界の一冊。

特徴

・世界各地の神話や伝承に由来するドラゴンが対決
・種類ごとに伝承地域・出典・能力などを掲載

『ドラゴン最強王図鑑』
監修:健部伸明/絵:なんばきびほか/出版社:Gakken
対象年齢:小学1~6年生(出版社対象)

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『妖怪最強王図鑑』|日本の怪異・伝承に出会う

『妖怪最強王図鑑』には、ヌエ、九尾の狐、酒呑童子、大天狗、ヤマタノオロチなど、日本の妖怪が集います。

見覚えのある名前でも、伝わる土地や物語、語られてきた姿はさまざま。

力比べを追ううちに、「どこで語られ、どのような力をもつとされたのか」まで知りたくなりそう。

ドラゴン版とは趣が異なる、日本の怪異文化をバトルからたどる巻です。

特徴

・日本の妖怪が最強の座を争うトーナメント
・シリーズ第4作で、初めて空想上の存在を対決させた巻

『妖怪最強王図鑑』
監修:多田克己/絵:なんばきび/出版社:Gakken
対象年齢:小学4~6年生(出版社対象)

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『神話最強王図鑑』|世界の神々と神話上の強者に出会う

『神話最強王図鑑』で顔を合わせるのは、ゼウス、ポセイドン、オーディン、トールをはじめ、世界各地の神話に名を残す存在です。

ギリシア・北欧神話だけでなく、インド神話のシヴァや日本神話のスサノオも参戦。

それぞれの武器や特殊能力が勝負をどう動かすのかを追ううちに、気になった名前から元の神話へも関心が広がります。

特徴

・神々に加え、悪魔や幻獣を含む24の強者がトーナメントに出場
・両者が不利にならない舞台で、すべての対戦が4ページで決着

『神話最強王図鑑』
監修:健部伸明/絵:なんばきび/出版社:Gakken
対象年齢:小学1~6年生(出版社対象)

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対決の条件や組み合わせが変わる本|異種・タッグ・PFP・ミュータント

強さは、誰と戦うかだけでなく、どのような条件で比べるかによって見え方が変わります。

時代や種属を越えて強者が集まる異種対決、2体で挑むタッグ、出場者の体重を同じにして比べるPFP(パウンド・フォー・パウンド)、複数の生物の特徴を掛け合わせたミュータント。

一対一、タッグ、同体重という違いに加え、顔ぶれそのものが変わることで、能力の相性や連携、戦術がより大きな見どころに。

「この条件なら誰が勝つだろう」「自分ならどの組み合わせを選ぶだろう」と、巻ごとに予想の軸が変わるのも、この4冊の面白さです。

『異種最強王図鑑』|動物・恐竜・昆虫を一冊で横断する

『異種最強王図鑑』の対戦表には、これまで別々の巻にいた強者たちが並びます。

ライオン対スミロドン、アルゼンチノサウルス対スズメバチなど、現実には出会わない組み合わせ。

体格や時代の差まで含め、どの武器が通用するのかを予想する面白さがあります。

心に残った出場者を手がかりに、その種属を扱う巻へ読み進められるのも、この本ならではです。

特徴

・動物、絶滅動物、恐竜、昆虫から選ばれた24体が出場
・各巻の「最強王」と、敗退しても印象的な戦いを見せた強者が集結

『異種最強王図鑑』
監修:實吉達郎/絵:なんばきび/出版社:Gakken
対象年齢:小学4~6年生(出版社対象)

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『ドラゴン タッグ最強王図鑑』|2体の連携と相性を楽しむ

『ドラゴン タッグ最強王図鑑』が投げかけるのは、「強いドラゴンを2体組ませれば、それだけで最強のチームになるのか」という問いです。

単体では強力なドラゴンも、相手との組み合わせや連携によって勝負の行方が変わります。

応龍とフェルニゲシュのように、異なる持ち味をどう生かし合うのかが読みどころ。

「自分ならどの2体を組ませるか」と、対戦表の外まで作戦を考えたくなります。

特徴

・16組32体のドラゴンが、2対2のトーナメントで対決
・既出の人気ドラゴンに加え、初登場のドラゴンも参戦

『ドラゴン タッグ最強王図鑑』
監修:木下昌美/絵:なんばきび・七海ルシア/出版社:Gakken
対象年齢:5歳~小学3年生(出版社対象)

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『動物最強王図鑑PFP』|体重をそろえて強さを考え直す

『動物最強王図鑑PFP』では、「もし体重の差がなくなったら、どの動物が強いのか」を追います。

通常なら体格差で不利になる小型動物も、大型動物と同じ条件で競うトーナメント。

牙や爪など見慣れた武器が、体の大きさの変化によってどこまで通用するのかが見どころです。

通常版で抱いた強さの印象を、別の角度から確かめ直せます。

特徴

・出場する動物の体重を1,000kgを目安に設定
・体格の変更に合わせ、筋力や敏捷性などの運動能力も調整

『動物最強王図鑑PFP(パウンド・フォー・パウンド)』
監修:實吉達郎/絵:山崎太郎/出版社:Gakken
対象年齢:5歳~小学4年生(出版社対象)

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『ミュータント最強王図鑑 「エピソード0」つき特別版』|生き物の特徴を掛け合わせた新生物

『ミュータント最強王図鑑』には、見たことのない姿の強者たちが並びます。

アフリカゾウ×ティラノサウルス、スミロドン×オオスズメバチなど、もとになった2種の強みをどう備えているかが、勝敗を読む手がかりです。

姿や能力の組み合わせを追ううちに、「自分なら何と何を合成するか」という発想も。

特別版では、本編の前に起きた戦いを別冊からたどれます。

特徴

・2種の生物を合成したミュータントがトーナメントで対決
・通常版と本編は同じで、前日譚の小トーナメントと描き下ろしマンガを収録した別冊「エピソード0」が付属

『ミュータント最強王図鑑 「エピソード0」つき特別版』
監修:国際[最強王図鑑]協会・實吉達郎/絵:山崎太郎/出版社:Gakken
対象年齢:5歳~小学4年生(出版社対象)
付録:別冊「エピソード0」

価格・在庫はリンク先でご確認ください。

物語で楽しむ|最強王図鑑のマンガ版

対決図鑑の世界を、今度は物語として追ってみる。

マンガ版では、トーナメントの勝負に登場人物それぞれの思惑や、世界の行方が重なります。

人類滅亡後の地球で動物たちが新たな王を争う動物編と、人間と昆虫がシンクロして戦うSF世界の昆虫編。

図鑑版とは異なる設定や展開を、いずれも全5巻で結末までたどれる2シリーズです。

「マンガ動物最強王図鑑 ザ・ストーリー」シリーズ|図鑑の対決を連続物語で楽しむ

『マンガ動物最強王図鑑 ザ・ストーリー』で描かれるのは、人類がいなくなった地球で開かれる、新たな王を決めるトーナメントです。

言葉を交わし、それぞれの過去や思惑を抱えて戦う動物たち。

勝者と敗者の関係が次の試合へ影響し、個々の対決が一つの大きな物語へ重なっていきます。

図鑑版とは違う結末まで、全5巻で見届けられるシリーズ。

特徴

・人類滅亡後の地球で、16体の動物が新たな王の座を争う
・図鑑版とは異なるオリジナルストーリーを、全5巻のオールカラーマンガで描く

『マンガ動物最強王図鑑 ザ・ストーリー』シリーズ
監修:国際[最強王図鑑]協会/作:吉田順/漫画:漫田画/出版社:Gakken
対象年齢:5歳~小学6年生(第1巻の出版社対象)
全5巻・完結

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「マンガ昆虫最強王図鑑 ザ・ストーリー」シリーズ|昆虫の能力とSF世界が交わる物語

『マンガ昆虫最強王図鑑 ザ・ストーリー』は、生物と一体化して暮らす人々の惑星グランから物語が動き出すSFマンガです。

隕石の衝突をきっかけに舞台は地球へ移り、昆虫とシンクロした戦士たちが次の「最強王」をめぐって激突。

昆虫の特性だけでなく、王を目指す人物の思惑や信念も勝負の行方を左右します。

一戦ごとの結果が故郷の未来へ結びつく物語を、全5巻で結末まで追えます。

特徴

・人間と昆虫がシンクロし、昆虫の特性を生かして戦う
・惑星グランの次の「最強王」をめぐる物語を、全5巻のオールカラーマンガで描く

『マンガ昆虫最強王図鑑 ザ・ストーリー』シリーズ
監修:国際[最強王図鑑]協会/作:藤川努/漫画:丸谷朋弘/出版社:Gakken
対象年齢:小学1~6年生(出版社対象)
全5巻・完結

価格・在庫はリンク先でご確認ください。

📘 生き物や科学を、対決だけでなく冒険ストーリーから楽しみたいときは、科学漫画サバイバルシリーズのおすすめも参考になります。

最強王図鑑は何巻ある?本編の数と人気作を整理

ソファでブックカバーをかけた図鑑を楽しそうに読む小学生の男の子

最強王図鑑の本編は、現在全部で19作品です。

第1作の動物同士のトーナメントから、恐竜や神話、異種対決、タッグ、PFPへと、登場する強者や対決条件に広がりを見せています。

一冊を読むと、「ほかにはどんな強者が登場するのだろう」とシリーズ全体にも目が向きますよね。

本編の構成と、小学生の投票で支持された人気作から、次に開く一冊を考えます。
※2026年9月時点の情報です

本編は19作品|5つのタイプに分けて整理

同じ分野の強者同士が競う巻から、時代や種属を越える異種対決、2体で挑むタッグ、体重をそろえるPFP、生物の特徴を掛け合わせたミュータントまで、発想の幅が広がっています。

この記事では、対決する顔ぶれや条件の違いから、次の5つに分けました。

▸ 通常型10作品:同じ分野の強者同士で競う
▸ 異種版3作品:時代や種属を越えて戦う
▸ タッグ版3作品:2体一組の連携で挑む
▸ PFP版2作品:体重をそろえて能力を比べる
▸ ミュータント1作品:異なる生物の特徴を組み合わせる

内訳を見ると、「次はタッグで作戦を考えたい」「条件の違う対決を読みたい」と、次の一冊を選ぶ視点も変わってきます。

※「通常型」などの分類は、本記事で内容の違いを整理するためのものです。
※本編19作品にはマンガ版・派生書籍を含みません。本編が共通する通常版と特別版は、1作品として数えています。

「こどもの本総選挙」で支持された作品は?

子どもたちが「今まで読んだなかで一番好きな本」を選ぶ投票からも、シリーズへの支持が見えてきます。

第5回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」では、『ドラゴン最強王図鑑』が総合5位に入りました。

Gakkenの公表資料では、ドラゴン版に加えて次の6作品が作品名つきで紹介されています。

・『水中最強王図鑑』
・『恐竜最強王図鑑』
・『動物最強王図鑑』
・『異種最強王図鑑』
・『異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編』
・『妖怪最強王図鑑』

現実の生き物から妖怪まで、子どもたちが選んだ強者の世界はさまざまです。

※これは第5回総選挙の結果で、シリーズ内の人気順位を示すものではありません。

最強王図鑑と一般的な学習図鑑はどう違う?

最強王図鑑は、登場者の特徴やデータを手がかりに、「どちらが強いか」を仮想対決で楽しむシミュレーションバトル図鑑です。

一方、一般的な学習図鑑で中心になるのは、実際の分類、生態、生息環境、体のつくりを体系的に調べること。

現実の生き物を扱う巻で「本当はどれくらいの大きさ?」「どこで暮らしているの?」と気になったときは、学習図鑑でさらに詳しく調べられます。

ドラゴンや妖怪、神々に興味が広がった場合は、その由来を神話や伝承の本へたどる楽しみも。

勝敗を予想する読書と、気になったことを調べる読書を行き来できる組み合わせです。

最強王図鑑シリーズ|強さと勝敗を楽しむシミュレーションバトル図鑑

最強王図鑑では、現実には出会わない生物同士や空想上の存在が、仮想の舞台で力を競います。

牙、角、爪、毒、体格、防御力など、どの能力が戦況を動かすのかを考えながら対決を追う構成です。

勝敗を決めるのは、自然界における絶対的な順位ではなく、それぞれの巻で置かれた対決条件。

ページをめくる前に勝者を予想し、対決後には「なぜそうなったのか」と、親子の会話を広げられるシリーズです。

一般的な学習図鑑|「本当はどうなの?」を確かめる

「ライオンは本当にそんなに強いの?」「この昆虫は、どこで暮らしているの?」

最強王図鑑を閉じたあとに、こんな疑問が残ったら、次は一般的な学習図鑑の出番です。

分類、生息環境、食べ物、体のつくりをたどると、対決では「強者」だった生き物の、自然界での暮らしが見えてきます。

武器として描かれた牙や角は、ふだん何に使われているのでしょう。

勝敗の先にある「もっと知りたい」を、今度は実際の生態から追いかけられます。

まとめ|最強王図鑑は、出会ってみたい世界から選ぼう

「どの強者に会いたい?」というお子さまの気持ちが、はじめての一冊を選ぶ手がかりです。

知っている動物、伝承に登場するドラゴン、時代や種属を越えて競う強者たち――絵で勝敗を予想するところから、能力や背景を読み込むところまで、心が動いた世界をそれぞれの読み方で楽しめます。

一冊の勝負が終わったら、次はどの世界へ行こうか。

親子の会話が、そのまま次の読書になります。

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※本ページにはアフィリエイト広告が含まれています。 紹介する商品やサービスの選定・内容は、広告掲載の有無によって影響を受けることはありません。

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この記事を書いた人

児童書専門の司書、子どもは2人です。子どもと本をつなぐ小さな図書室のような情報サイト『Room E726.6』を運営しています。

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