わが子が昆虫に興味がある様子を見ると、家に図鑑を一冊置いておきたくなりますよね。
図鑑は、見比べたり調べ直したりしながら子どもの「知りたい」を長く支えられる相棒です。
図書館でも図鑑は大人気。
写真に引き込まれる子もいれば、名前や違いをくわしく知りたがる子、外で見つけた虫をすぐ確かめたい子もいて、合う一冊は同じではありません。
今回は、子どもの反応や家での使い方に合わせて選びやすいよう、昆虫図鑑の違いを整理していきます。
子ども向け昆虫図鑑の比較表|先に違いを見て決める
最初に大きな違いだけ見ておくと、候補はかなり絞りやすくなります。
見たいのは、情報量、写真の強さ、年齢の広さ、家でじっくり使うかどうか。
ここでは、まず迷いやすい3冊を並べました。
🌱【子ども向け昆虫図鑑の比較表】
| 図鑑 | 向く使い方 | 情報量 | 写真の印象 | 年齢目安 |
|---|---|---|---|---|
| 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 DVDつき | 最初の1冊として | 幅広く見やすい | 標本写真中心で比べやすい | 3歳〜8歳中心 |
| 学研の図鑑LIVE(ライブ)昆虫 新版 | 詳しく調べたい | 約2800種収録 | 2022年刊で情報量も多い | 3歳〜小学校高学年中心 |
| 講談社の動く図鑑MOVE 昆虫 新訂版 | 写真で引き込みたい | 定番シリーズとして十分 | 生態写真の迫力が強い | 4歳〜8歳中心 |
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最初の一冊で迷ったとき
『小学館の図鑑NEO〔新版〕 昆虫 DVDつき』
写真・掲載幅・DVDのバランスがよく、親子で最初に開きやすい一冊。
年齢目安:3歳〜8歳中心 この本の紹介へ→
情報量を重視したいとき
『学研の図鑑LIVE(ライブ) 昆虫 新版』
約2800種を収録し、くわしく調べたい気持ちを受け止めやすい一冊。
年齢目安:3歳〜小学校高学年中心 この本の紹介へ→
写真や臨場感で引き込みたいとき
『講談社の動く図鑑MOVE 昆虫 新訂版』
生態写真の迫力が強く、まず「見たい」気持ちを起こしやすい一冊。
年齢目安:4歳〜8歳中心 この本の紹介へ→
最初の一冊に向く昆虫図鑑
昆虫に興味が向き始めたばかりの時期は、情報の多さより「開きたくなるか」が大切です。
知っている虫を見つけやすいこと、写真を見比べやすいこと、親子で名前を確かめやすいこと。
このあたりがそろっていると、図鑑の時間が調べものだけで終わらず、「次も見たい」につながりやすくなります。
ここでは、最初の一冊として選びやすい図鑑を見ていきます。
親子で最初に開きやすい『小学館の図鑑NEO〔新版〕 昆虫 DVDつき』
『小学館の図鑑NEO〔新版〕 昆虫 DVDつき』は、日本で見られる種類を中心に約1,400種を収録した昆虫図鑑です。
美しい標本写真と生態写真が多く、見た目の違いを追いながら親子でページを行き来しやすくなっています。
似た虫を並べて見比べやすいので、公園や庭で見つけた虫を「どっちかな」と確かめたいときにも◎。
DVDつきで、紙の図鑑に入る前後に昆虫への関心を広げやすいのも特長。
虫とりのあとに親子で開き、名前や違いを少しずつ拾っていきたい時期に向く定番です。
※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。
虫を見つけたあと、親子で「これかな」と名前を確かめる時間をつくりやすい定番図鑑。
価格・在庫はリンク先でご確認ください。
身近な虫から入りやすい『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん こんちゅう』
『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん こんちゅう』は、子どもが出会いやすい身近な昆虫を中心に楽しめる、幼児向けの入門図鑑です。
カブトムシやカマキリ、モンシロチョウ、ナナホシテントウなど、親子で「あ、見たことがある」とつながりやすい虫が入口になっています。
情報を細かく追うというより、まずは写真を見て、名前を知って、気になった虫をもう一度探す流れがつくりやすい構成。
本格的な大型図鑑へ進む前に、虫への関心を家の中でゆっくり育てたい時期に重なる一冊です。
散歩のあとに「あの虫いたね」と戻りながら、図鑑を見る習慣の入口をつくりたい家庭にもなじみます。
見たことのある虫から入り、図鑑を開くこと自体に少しずつ親しんでいけます。
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情報量を重視したい子に向く昆虫図鑑
昆虫の名前を知るだけでなく、「どこにいるのか」「どう違うのか」まで気になり始める子もいます。
そうなると、写真が多いだけでは物足りず、情報の整理のされ方や調べやすさも大切な要素。
ここでは、くわしく知りたい気持ちを受け止めやすく、興味が次へ広がっていきやすい図鑑を取り上げます。
細かい違いまで知りたい子には『学研の図鑑LIVE(ライブ) 昆虫 新版』
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』は、約2,800種を収録した情報量の厚い本格図鑑です。
名前を知って終わるのではなく、「どこにいるのか」「何が違うのか」と先の疑問まで追いやすいつくり。
全種を生きたまま撮影した写真が使われており、標本とは違う色や姿を見ながら特徴をつかみやすいのも魅力です。
専門性の高いコラムも入り、気になったことをその場で少し深く掘っていけます。
最初の一冊というより、虫への関心がはっきり育ってきた時期に重なる図鑑。
名前を知った先の「どこが違うの?」まで追いかけたい気持ちに、しっかり応えやすい一冊です。
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興味が広がりやすい子には『角川の集める図鑑GET! 昆虫』
『角川の集める図鑑GET! 昆虫』は、生息地別の構成で昆虫の多様さをたどっていける図鑑です。
日本の身近な虫だけでなく、世界の昆虫にも視線が広がっていくので、「ほかには?」「似た虫も見たい」と関心がふくらみやすい子にもおすすめ。
ページを順番に読むというより、気になった虫から別の虫へ飛びながら見ていけるつくりです。
謎解き要素やオンライン図鑑連動もあり、知識を受け取るだけで終わらず、自分で次を追いたくなるのも特長。
掲載数の多さだけでなく、どこからでも入りやすい広がり方にこの図鑑らしさがあります。
ひとつ気になる虫かr、そのまま次の関心へ枝を広げていきやすくなります。
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写真や臨場感で引き込まれやすい昆虫図鑑
文字を読む前に、まず写真で心が動く子もいます。
大きく写った虫の姿や生きている場面の迫力から入れると、図鑑そのものへの抵抗が出にくくなりますよ。
ここでは、ページを開いた瞬間に「見たい」が動きやすく、昆虫への興味を広げやすい図鑑を紹介します。
写真の迫力から入りたい子には『講談社の動く図鑑MOVE 昆虫 新訂版』
『講談社の動く図鑑MOVE 昆虫 新訂版』は、珍しい生態写真や映像の強さで昆虫の世界へ引き込みやすい図鑑です。
虫の名前を覚える前に、まず「見たい」が先に動く子にも入りやすく、ページを開いた瞬間の迫力が関心の入口になります。
標本写真を静かに見比べるというより、生きた姿や動きのある場面から昆虫を受け取りやすいのがこの図鑑の個性。
DVDでも世界の珍しい昆虫や生態動画を見られるため、本で見たものを映像でもう一度追いかけられます。
細かな説明を最初から読み込むより、昆虫そのものを好きになるきっかけがほしいお子さまへ。
写真の引きで何度も開く習慣がつくと、その先で名前や特徴へ目を向ける流れも育ちそうですね。
生きた姿の迫力から興味が動き、ページを開く楽しさがそのまま昆虫への関心につながっていきます。
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知っている虫から興味を広げたい子には『知ってる虫のひみつがすべてわかる! すごすぎる身近な昆虫の図鑑』
『知ってる虫のひみつがすべてわかる! すごすぎる身近な昆虫の図鑑』は、公園や道ばたで出会いやすい虫を入口に、その生態や体のしくみを楽しく追っていける読み物寄りの図鑑です。
最初から幅広い種類を並べて覚えるというより、知っている虫の「へえ、そうなんだ」を積み重ねながらページを進めやすくなっています。
身近な昆虫を扱う前提なので、見たことのある姿と本の内容がつながりやすいのも魅力。
分類の網羅性で選ぶ大型図鑑とは少し役割が違い、まずは関心を少し深くしたい時期に重なります。
家の近くで見た虫のことを、帰ってからもう少し知りたくなった日に開く流れにも。
家の近くで見た虫をもう少し深く知りたいとき──身近な疑問をそのまま広げていけます。
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外で使う・持ち歩く昆虫図鑑
公園や川辺で虫を見つけると、「これ何だろう」とその場で確かめたくなることがあります。
そんなときに大きな図鑑を毎回持ち出すのは難しくても、かばんに入る一冊があると、外で見た虫の記憶を逃しにくくなります。
持ち歩き用の図鑑は、家でじっくり読む大型本とは役割が別。
見つけた虫をすぐ確かめたい日や、虫とりの流れを止めずに使いたい場面で力を発揮しやすい図鑑を紹介します。
見つけた虫をその場で確かめたい子には『学研の図鑑LIVEポケット 昆虫』
『学研の図鑑LIVEポケット 昆虫』は、外で見つけた虫をその場で確かめやすい、持ち歩き向きの昆虫図鑑です。
ポケットサイズでかばんに入れやすく、散歩や虫とりの途中でも取り出しやすいのが大きな特長。
身近でよく見られる昆虫を中心に約900種を掲載し、近似種との見分け方も引き出し線で追いやすくなっています。
家でじっくり読む大型図鑑とは役割が分かれているので、外での観察時間を切らさずに使えるのも助かります。
親子でその場の疑問を拾いながら、見つけた虫への関心を続けていきたい日に。
見つけた虫をその場で確かめやすく、外での観察の流れを切らさずに使えるのが魅力。
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写真の見やすさも持ち歩きやすさもほしいなら『講談社の動く図鑑MOVE mini 昆虫』
『講談社の動く図鑑MOVE mini 昆虫』は、持ち歩きやすいサイズの中に、写真の迫力と見やすさをしっかり残した昆虫図鑑です。
コンパクトでも約1100種の標本写真が入り、多くが実寸大で掲載されているため、外で見つけた虫をその場で見比べたいときにも使いやすくなっています。
生態写真やコラムも入っており、名前を確かめて終わるだけでなく、「もう少し知りたい」へ気持ちをつなぎやすいのもポイント。
大型図鑑の代わりとして一冊で完結させるというより、家では大きな図鑑、外ではmini版と役割を分けると使い分けがしやすくなります。
軽く確かめて、気になった虫は帰ってから見直す──そんな流れをつくりたい家庭にも収まりのよい一冊です。
外で見つけた虫をその場で確かめやすく、気になった虫を帰ってからもう一度開きたくなる一冊です。
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図鑑のあとに「見たい」「探したい」が続くときの観察グッズ
図鑑で虫の名前を知ると、次は「近くで見る」「外で探す」へ気持ちが動きます。
ここでは、家の中の観察がしやすいもの、外で見つけた虫を少し落ち着いて見られるもの、行動のきっかけになるものを揃えました。
図鑑で調べる・確かめる時間を、次の一歩へつなげたいときの補助に。
📘 見つけたことを言葉にしたり、夏休みの学びへ広げたりしたいときは、夏休みの読書感想文におすすめの絵本も参考になります。
LEDルーペ|家の中で「細部を見る」までを近づける
LED付きの手持ちルーペは、明るさを足しながら小さな模様や足のつき方を追いやすいアイテムです。
机の上でページと実物を行き来するとき、ライトがあると影が減り、見たい点が定まりやすくなります。
採集に行けない日でも、羽や触角の形を確かめる時間がつくりやすいのも安心ポイントです。
図鑑の絵だけでは見えにくい細部を、家の中で確かめたい日に。
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観察レンズケース|外で見つけた虫を、落ち着いて見られる形に
観察用のケースは、捕まえた虫を短時間だけ保護し、レンズ越しに姿を見やすくするお役立ちアイテム。
手のひらの中で虫が落ち着くと、慌てて触らずに観察へ移りやすくなります。
ふたの開け閉めがシンプルなものなら、外遊びの流れの中でも扱いやすい道具になりますね。
見つけた虫をすぐ放してしまわず、少しだけ立ち止まって見たいときに向いています。
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伸縮式虫とり網|外で「探す・追う」を安全に始めやすい
伸縮式の虫とり網は、距離を取りながら虫に近づけるので最初の捕まえる動きが作りやすいアイテム。
短くすれば持ち運びが軽くなり、図鑑と一緒に外へ出る日にも扱いやすくなります。
網が届く範囲が広がると、追いかけ回すより先に「そっと近づく」動きへ寄せやすいのも安心ポイント。
図鑑で見た虫を外で探したくなった気持ちを、そのまま行動へつなげられますね。
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まとめ|図鑑は、子どもの「知りたい」を長く支える存在
昆虫図鑑のよさは、名前を調べるためだけで終わらないところにあります。
気になった虫をその場で確かめたり、あとから開き直して違いを見たりしながら、子どもの「もっと知りたい」を少しずつ育てていけます。
興味が出た瞬間に手を伸ばせる本が家にあること。
その積み重ねが、学ぶ楽しさを支える土台になります。
興味の芽が出た時期に、その子に合う図鑑をそっと手元に置いておく。
そんな一冊は、昆虫を好きになるきっかけとしても、知る力を伸ばしていく相棒としても、長く頼れる存在になってくれます。
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